仮想通貨取引を始めてから複数の販売所で口座開設するメリットは特にないのでは…(※)と思っていたのですが、取引を始めてみて「複数登録するメリットもあるな」と感じているので、実体験に基づいて紹介します。

※もっと言うと、巷に出回っている「複数登録すべき」というサイトはアフィリエイト目的なのでは…と思っていました。

最大のメリットはリスク管理

最大のメリットはリスク管理ですね。
私は当初販売所はコインチェックのみでした。

最初に仮想通貨に投資しようと思った金額をコインチェックにすべて投入しました。

その結果、2018年1月のNEM盗難事件が起こり、安全性の確保のため、コインチェックに預けている仮想通貨の取引は一旦停止。
2018年2月25日現在、仮想通貨を取引することも引き出すこともできません(涙)

現段階ではコインチェックが事業を継続するという発表をしているからいいものの、もし仮に破綻してしまった場合、すべてのお金を失ってしまう可能性もありました。

この際、仮に3つの販売所に分けていた場合、コインチェックで止まっているものの残った他の2つの販売所で取引をすればいいわけです。

販売所の口座を複数持つことはリスク管理の面で非常に重要です。

取り扱っているコインの種類が違う

日本の主要販売所ではビットコイン以外のアルトコインの扱いが異なります。

例えば私が新たに登録したのはビットフライヤーですが、ビットコインと比較してみると扱っているコインの違いは次のとおりになります。

販売所 取扱コイン
コインチェック BTC、ETH、ETC、LSK、FCT、XMR、REP、XRP、ZEC、XEM、LTC、DASH、BCH
ビットフライヤー BTC、ETH、ETC、LTC、BCH、MONA、LSK

(※2018年2月25日現在)

  • コインチェックで扱っているが、ビットフライヤーで扱っていないコイン:FCT、XMR、REP、XRP、ZEC、XEM、DASH
  • ビットフライヤーで扱っているが、コインチェックで扱っていないコイン:MONA

販売所によって違いがあるので、いざ特定のコインを購入したいという場合にそのコインの取扱がないと購入までまた口座開設申請をして本人確認をして…となると面倒です。

デメリットは管理面

口座を複数開設することによるデメリットは特定の販売所で個人情報の流出などが起こった場合などではないでしょうか。

例えば販売所Aで個人情報の流出が起きたとします。

この際に販売所Bにしか登録していない場合には、何の被害も受けませんが、販売所Aと販売所Bに登録している場合には個人情報流出被害を受けてしまいます。

もっともこの話をしてしまうとどの販売所でも問題が起こりうる可能性はあるわけで、確実性のある防御方法は「登録しない」のみになってしまいますが…