仮想通貨のハッキングなどの防止に有効なハードウェアウォレットについて解説します。

ハードウェアウォレットとは

ハードウェアウォレットとはUSBのような形状をしたウォレットのことです。

USBのような形状をしているものの、その中に仮想通貨が入っているわけではなく、自分自身が保有している仮想通貨にアクセスできる鍵が入っているようなイメージです。

代表的なハードウェアウォレット

代表的なハードウェアウォレットは以下の3種類です。

  • Ledger
  • TREZOR
  • Keepkey

いずれのウォレットも15,000円前後の価格になっています。

ハードウェアウォレットの注意点

お金を入れっぱなしにしておく(インターネット常時接続の)ホットウォレット管理に対し、ハードウェアウォレットは必要なときだけネット接続するコールドウォレット管理となるため、ハッキングのリスクを大きく下げられるのは大きなメリットです。(※)

ただしハードウェアウォレットを利用するのにも注意点があるので確認しておきましょう。

※ホットウォレットとコールドウォレットの違いについてはこちら
ホットウォレット・コールドウォレットの違いとは

対応している通貨が違う

先程Ledger、TREZOR、Keepkeyといった代表的なハードウェアウォレットを紹介しましたが、各々のハードウェアウォレットで管理できる仮想通貨の種類が違います。

自分が利用したい仮想通貨がそもそも対応しているのかどうかを事前に確認しましょう。

紛失しても秘密キーがあれば大丈夫だが…

ハードウェアウォレットの一番のリスクとしては紛失が挙げられますが、万が一紛失しても秘密キー(パスワードのようなもの)があれば新しく買い替えたハードウェアウォレットでも代用できます。

ただ、前述の通り、ハードウェアウォレットは単品で15,000円程するのでその分のお金が減ってしまいます。
(このお金を仮想通貨に入れることができたのでは…と考えてしまいますよね)

セルフゴックス

ハードウェアウォレットをなくしても秘密キーがあれば大丈夫と書きましたが、仮にその秘密キーを紛失してしまった、忘れてしまったというような場合、仮想通貨を取り出すことができなくなります。
お金はなくなっていないものの、自らの情報を紛失してしまったことによりお金にアクセスすることができなくなるという、いわゆる「セルフゴックス」という問題です。

ハードウェアウォレットの中でも問題なりがちなところなので要注意です。

参照:ゴックス(GOX)の意味とは

詐欺

Amazon等の返品の仕組みを使った詐欺などもあります。

悪意を持った人物がAmazonでハードウェアウォレットを購入、初期設定を実施し、PINコードをそれとなく添えて梱包し直し、新品未開封(風)で返品。
それをそのままAmazonが他の人物に新品未開封として販売、ハードウェアウォレットの仕組みを理解していない人が添えられていたPINコードを入力してそのままそこにお金を入れてしまうというケースです。

この場合、PINコードは悪意のある第三者によって作られたものなので、そのままお金が筒抜けになってしまうという仕組みです。

説明はこちらに詳しく書かれています。
ハードウェアウォレットの仕組

ハードウェアウォレットを利用する際には初期設定など基本的なものは必ず自分で行うのを忘れないようにしましょう。